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美咲の曼荼羅ブログ

人間と自然、日本と世界、地球と地域、女と男などの臨界点を見据えながら、日々の出来事を綴るブログ

人生にとっての成功とは何か

美咲です。

今日は、”成功”というわたしには最も不似合いなテーマを扱います。まぁ、どっからどう見てもわたしはただの中年女で成功者ってイメージではないですよね(苦笑)。そんんなわたしが”成功”を語ってよいのかどうか...。いいんです!たかが個人ブログですから。

男性は”成功”がお好き

”成功”という言葉はどうやら特に男性を奮い立たせる言葉のようです。

大変です。なぜなら、社会というものは、基本的に人のことは正当に評価しないものでしょう。努力したってそれをわかってくれる人は少ないし、怠けていたって、その人の力量に大体近いくらいには評価してくれますしね。だからわたしのような女から見れば、成功したい!と努力されている男性をみていると、絶えず人の目を意識しているいるようです。けれど、世間の評判は往々にして彼の期待以下にしか見ないから、彼はいつも不幸そう。その結果、彼の性格まで幼稚に見えて、損をしているように見えますね。世間が自分をどう評価するか気にしてない、マイペース型の人とか、いわゆる怠け者というか、好きなことだけ追ってお気楽に暮らしている人とかを見ていると、実際と評判の落差を気にしていない。というより大体同じくらいだと認めているようなので、いつも心理的に余裕があるようです。例外もあるでしょうが。例外といえば、最近のホリエモンこと堀江貴文さんですね。遊びを仕事にされちゃってますね。あんまり人がどう自分をどう評価していようが気にされてないようですし。最近、彼の著書を読んだのですが、面白かったですよ。これです↓本当にいらないのか、会社!?このタイトルは置いといて、「自分の時間」を生きることが幸せの指標となる!というのがこの本のテーマです。もう「忙しい」を口癖にするのはやめよう、とのこと。オススメ。まぁ、本当は超忙しいらしんだけど。

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さて、あなたの人生にとっての成功とは何ですか?

わたしは、要は、かけがえのない人生をいかに精一杯生きたかが大事と思います。

でも、「地位も名誉も金もいらない」と公言される方がいらっしゃいますよね。わたしは、「地位も名誉も金も」あるのも悪くないなー、とは思いますね!ないけど、わたしには。でも、あったらそれはそれで良さそうよ。いいな。

 

成功とは生きがいの発見

曽野綾子氏曰く、

 わたしの考える「成功した人生」は、次の二つのことによって可能である。

 一つは生きがいの発見であり、もう一つは自分以外の人間ではなかなか自分の代替えが利かない、という人生でのささやかな地点を見つけることである。「二十一世紀への手紙」曽野綾子

なるほど。最近、曽野綾子氏は八十代にして、炎上騒ぎを起こされるほどビシバシ思ったことを空気を読まず発言されますが、わたしはこの定義は素晴らしいと思いました。わたしはカトリックではないけれど、やはり彼女を尊敬する。そして、曽野氏の定義するいい女とは、もう美醜など判断の範囲を越えているのだそう。

決して他人の生き方にひきずられず、それでいて相手の立場に対する思いやりを残し、人を裁かず、深い慈悲も悲しみも弱さも居直りもすべてをユーモラスに自覚した女になっているのを見たとき、私はああ彼女たちはいい女になった!と思ったのである。「神さま、それをお望みですか」曽野綾子

ああ、わたしも、いい女になりたい・・・。

誰もが自分の主人公になれるのです。ですから、自分なりのささやかな生きがいをもって精一杯生きていれば、それはそれで一つの成功の形ではないでしょうか。それは、恐れを知らない生き方です。

 

成功者になるには、”怒り”が不可欠か?

ここで一つおもしろい本を紹介したいです。村上隆氏の「芸術起業論」です。

芸術起業論

芸術起業論

 

 村上隆氏曰く、「芸術家の成長には、怒りが不可欠である。」*1

「怒り」こそが表現を続けるのに必要ではないかと思うんです。宮崎駿さんはいつも機嫌の悪そうな「怒り」の人ですよね。......怒りはぼくを動かしています。表現しきれていない不完全な感じがいつもあるのですが、最近はそういう感触が大事なのかもしれないと思うようになりました。ベートーベンは、耳が聞こえなくなりました。ゴッホは、絵が売れずにおかしくなりました。どちらも本人の主観ではずっと不幸だろうし、そんなに何かが達成できたなんておもっていないはずで、だからこそ作品を作り続けることができたわけです。「芸術起業論」村上隆著p196-197

 なんかわかる気がする。だってそうでしょう。だってあのスティーブジョブズっていつもなんか怒ってるイメージありませんでした?彼は決して恵まれた環境で育ってきたわけではない。むしろ、成功者と言われる方たちは、どこか恵まれない家庭環境で育っていたり、持って生まれたハンディ(ベートーベンやゴッホのように)を持っていたり、怒りや不満を持っていたりするものです。

芸術家と成功者はもちろん別物です。けれど、この本で村上隆氏の言う芸術家は世界基準の戦略で動ける成功者です。どこか共通項がありますね。挫折を超えられるかどうかの分岐点があるのでしょう。

 

 さあ、今日は短い投稿記事となりました。次回は久々に南方熊楠について語りたいと思います。実は南方熊楠はなんにも成功してはいなかった、生きているうちは・・・。でも、死んでからどんどん彼の思想がふくらんで広がっていったのです。成功者にも色々いらっしゃいますよね。生きているうちは評価されているけれど、死んでから徐々にすぼんで消えていく人。死んでから、どんどんふくらんでいく人。熊楠は後者だったのです。んじゃねー。

 

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*1:1.「芸術起業論」村上隆著p196